フランス南西部の知られざる銘醸地
太陽と土、そして風のワイン

ベルジュラックはボルドーの内陸部、サンテミリオンの東に位置し、大西洋に流れ込むジロンド河の上流のドルドーニュ河岸に広がるワインの生産地。
ベルジュラックのぶどう畑の誕生は、ガロ・ロマン文化の到来と交錯しています。
最初に植えられたのは現在のカベルネの祖先といわれる『Biturica(ビチュリカ)』というぶどう品種でした。
ぶどう畑に関する最古の記録は12世紀に記されたもので、ぶどう畑を植える土地の決定の重要性についてや修道院でぶどうが栽培されていたことが記載されています。
その後、次第に領主たちが主要なぶどう畑を所有するようになりました。
さらにベルジュラックのぶどう畑はドルドーニュの右岸に広がり、ベルジュラック市を囲み幅10〜15キロメートルに渡り、モンラヴェルまで延伸しました。
現在では、ベルジュラックのぶどう畑は12,500ヘクタールに及び、自然の恩恵を十分に受けるドルドーニュ河の両岸に広がります。この、美しい河、ドルドーニュ河は前世紀には『希望の河』とも言われ、近隣の地方にワインを届ける重要な役割を担っていました。

このワイン産地の特徴は、土壌が変化に富んでいるため、ぶどう造りに適した土地の隣では、プラム、りんごなどの果樹園、ラディッシュ、かぼちゃ、くるみなどのさまざまな畑、森には秋になれば多彩なきのこ、そして貴重なトリュフが栽培されていることです。それに加え、河や海から水産物や、鴨やがちょうなどの野禽類も豊富です。

総面積:12,500ヘクタール
生産量:570,000 hl
ワイン生産者:1,150
ネゴシアン:150
AOCの数:13(赤、ロゼ、辛口白、半甘口白、甘口白の5種類)